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2010年11月17日
治験の期間と制約
治験に参加することを検討しているとき、現在の日常生活にどのような影響があるか、後になって困らないように、その期間などについて十分に確認しておく必要があります。
◇期間と内容◇
治験の目的により、必要な期間や内容は異なってきます。
治験の期間を、治験薬の使用期間だけだと思い込まないように注意が必要です。
治験の期間には、治験薬の使用以前や使用後の観察期間が設けられている場合があるためです。
治験の期間には非常に幅があり、日帰りあるいは数日間で済むものもありますが、数年間にわたるものもあります。
もちろん、その拘束期間により、報酬にも幅があり、数万円の日帰りから、数十万円を数日間で得られるというものもあります。
特に入院が必要な治験がありますので、日常生活に支障がないか、注意しましょう。
治験での入院は、施設内で過ごしていれば、検査時以外は自由というものが多いですが、施設内にいるというだけでも大きな制約ですので、やはり注意が必要です。
通院だけの治験でも、その頻度によっては、日常生活に影響を与える可能性がありますので、スケジュールに注意しましょう。